防風通聖散とは?

防風通聖散は「ぼうふうつうしょうさん」と読みます。
防風通聖散は、交感神経に働きかけるマオウや、脂肪代謝経路に働くカンゾウ・レンギョウ、溜まった老廃物の排泄に働くダイオウなど、18種類の生薬がそれぞれの働きを助け合うように処方された 漢方薬です。脂肪を分解・燃焼する働きがあり、おなか周りの脂肪など、肥満症の改善に効果があります。また、便秘などにも効果的です。

効能・効果

腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:肥満症、便秘、高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ)、むくみ(ロート防風通聖散錠)

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に、水又はお湯で服用してください。成人(15才以上)…3錠 15才未満…服用しないこと ※食間とは、食後2~3時間を指す(ロート防風通聖散錠)

成分・分量

防風通聖散料乾燥エキス3.0g (キキョウ 1.2g、ビャクジュツ 1.2g、カンゾウ 1.2g、オウゴン 1.2g、セッコウ 1.2g、ダイオウ 0.9g、トウキ 0.72g、シャクヤク 0.72g、センキュウ 0.72g、サンシシ 0.72g、レンギョウ 0.72g、ハッカ0.72g、ケイガイ 0.72g、ボウフウ 0.72g、マオウ 0.72g、ショウキョウ 0.24g、カッセキ 1.8g、ボウショウ 0.9gより抽出)を含む。 添加物として、乳糖、バレイショデンプン、メタケイ酸アルミン酸Mg、ステアリン酸Mg、タルク、カルナウバロウを含む。(ロート防風通聖散錠)

防風通聖散の副作用

漢方薬にも少しは副作用があります。人によっては、胃の不快感や吐き気、腹痛や下痢などを起こします。また、動悸や不眠、発汗過多などもまれにみられます。つらいときは、早めに受診してください。

重い副作用はまずありませんが、配合生薬の甘草の大量服用により、浮腫(むくみ)を生じたり血圧が上がってくることがあります。「偽アルドステロン症」と呼ばれる症状です。複数の方剤の長期併用時など、念のため注意が必要です。

そのほか、間質性肺炎と肝障害が報告されています。万一のことですが、咳や息切れ、呼吸困難、発熱、ひどい倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、といった症状に注意し、そのような不安が存在する場合はすぐ医師に連絡してください。